3. 「優等生の挫折」タイプ→「できないこと」は認めて、周りに助けてもらえるよう働きかける
・「できない」ことは悪くない、できないのに「できるフリ」をすることが悪い
・まずは「できること」を探して、しっかりと「できること」をやり切る
誰だって最初はできないことがあります。最初から仕事ができる人もいますが、最初からできたら良いというものでもないと考えます。
まずは「できない」のをあたかも「できる」かのように振る舞うことを止めましょう。優等生タイプでよくあるのは、「周りもできているのに自分にできないはずがない」と考えてしまい、できるように振る舞ってしまうことです。すると、周りの上司や先輩も可愛げがないため、積極的にアドバイスやサポートをしようと思わなくなります。
まずは自分が「できない」ことに関しては、「できない」と認めてしまって、周囲に助けてもらいましょう。同時に自分が「できること」を探し、できる仕事は自分が受け持つといって、代わりにやってあげましょう。そうすれば、信頼関係が築けるだけでなく、自分が困っているときに、周りも気持ちよく助けてくれるはずです。
自分を変える方が転職活動よりも楽
4. 「意識だけ高い」タイプ→目の前の仕事でほんのちょっとの改善を試してみる
・ルーティンワークであっても改善の余地を探す
・少しずつでも実績を積み上げて、やりたいことをつかみ取れるだけの信頼を得る
仕事に対して高い意識を持って取り組むことはもちろん良いことです。要は行動が伴っていれば良いのです。
たとえば、ルーティンワークに見える仕事でも、本当に100%完成しているのでしょうか? これ以上の改善の余地はもうないのでしょうか? すでに90%の出来で定型化されている仕事でも、残りの10%はまだ改善する余地が残っています。
今担当しているルーティンワークのやり方や目的を再度整理してみて、ほんのちょっと改善できることを試してみてはどうでしょう? それによって90%が91%になれば、自分も仕事に対して面白みを感じられるだけでなく、周りの評価も上昇します。
このように小さな実績を積み重ねておくことによって、周りから信頼され、最終的には「面白そうな仕事」や「目立つ仕事」が自分に転がり込んでくるのです。
自分自身の人生なので、転職するのはもちろん自由です。だが、ちょっと落ち着いて状況を整理してみると、今の状況を良くするためには「自分を変える」ことが有効なケースも多くあると思います。
周りの人や環境は、自分の思い通りには変わってくれません。状況を良くしたければ、「自分を変える」ことも考えましょう。
その方が、労力もリスクも伴う転職活動を行うよりも、楽だと思いませんか?
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