「入社3年以内に会社を辞める人」の4大特徴 自分を変えずに転職しようとしてませんか?

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これらの理由を挙げる人にはある共通点があります。それは、「自分の考え方や行動」を変えずに、「環境」だけを変えようとしている点です。

自分を変えずに環境だけ変えようとする人は、あらゆることを環境や周りのせいにしがちなので、転職をしてもまた同じ理由で辞めてしまい、離職を短期間で繰り返す傾向があります。

転職活動はかなりの労力を使いますし、何よりも大きなリスクが伴います。特に第二新卒のように、入社してからそれほど経験を積んでいない状況で転職すると、同業他社への転職以外では年収が下がってしまうケースが大半です。

昨今、企業の人手不足や労働人口の減少を背景に、新卒だけでなく、転職市場も空前の売り手市場となっています。求人数はかなり増えており、転職希望者にとって恵まれた環境ですが、そんな状況下でも、「短期離職を繰り返している人」は、企業に敬遠されてしまいがちです。

転職すべきではない4つのタイプ

ちょっと厳しい言い方ですが、自分を変えずに環境だけを変えようとする人は、その考えが変わらない限りは、「転職すべきではない」と考えています。そのままでは、転職しても希望するようなキャリアアップは、望めないでしょう。

今回は、そんな「転職すべきではない、仕事をすぐに辞めてしまう若手」を、大きく4つにわけてご紹介します。「今の仕事を辞めたい」と考えている若手社会人の方は、転職活動を始める前に「自分がこれらのタイプに当てはまっていないか?」を確認し、転職するべきかをよく考えてみてください。

1.「教えてもらって当たり前」タイプ

特徴
・会社や上司、先輩が部下に教育することを「当たり前」だと考えている
・自分の都合だけで「教育しないのは怠慢だ!」と考えてしまう
・自分の希望どおりに上司や先輩に対応してもらえないと、不満を感じる

会社や上司、先輩が部下に教育することを、「当たり前」だと考えているタイプです。

確かに上司や先輩が若手社員に仕事のやり方や会社のルールを教えることは必要です。ただ、会社または上司や先輩によっては、そこまで新人の教育に時間を割けないくらい忙しい人もいます。そんな状況でも、相手よりも自分を優先して「教育しないのは怠慢だ!」と考えてしまうのが、このタイプの特徴なのです。

また、ちゃんと教育を行っていても、自分が満足するだけの時間を割いてもらっていない、あるいは自分が質問した時にすぐに対応してもらえないといった、ささいなことでも希望どおりにいかないと、不満を感じる傾向もあります。

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