ただ、それ以外の部分を細かく見ていくと、注意が必要なところもある。大企業非製造業の業況判断DIは23%ポイントとなり、前回の水準を維持している。だが、業種別に見ると卸売り(8ポイント改善)、対事業所サービス(7ポイント改善)など好調な業種がある一方で、とりわけ個人消費関連の業種で悪化しているのが気になる。飲食・宿泊サービス(7ポイント悪化)、通信(6ポイント悪化)、小売り(2ポイント悪化)などだ。

こうした業種では人手不足も一段と深刻になっている。とりわけ飲食・宿泊サービスは雇用人員判断DI(「過剰」-「不足」)がマイナス61(前回マイナス57)と、非製造業全体(マイナス34、前回マイナス30)と比べても極めて深刻な状況で、業況判断の重しになっている可能性がある。全般的に、大企業よりも中堅・中小企業で人手不足感が強い状況も変わらない。
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