日本人の大半が知らないスゴすぎる自動運転 スイスで世界最先端技術に触れてきた

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女性オペレーターがゲームのコントローラーのような端末を持っている(筆者撮影)

発車時間になると女性オペレーターが、手に持っていたゲームのコントローラーのような端末のボタンを押した。電車のような両開きのドアが自動で閉まり、スムーズに発進した。道路に沿ってハンドルを左右に切りながら進む。しかしオペレーターは何も操作していない。車幅ギリギリの細い路地に進入するときも、システムにお任せだった。

人通りの多い歩行者専用道ではどうなるのか

路地を出ると人通りの多い歩行者専用道に出た。車両は時に徐行し、時に停止して歩行者との接触を避けながら進む。遠くから歩いてくるときは少しずつ速度を下げ、横から突然飛び出してきたときは急停車する。かなり臨機応変な対応ができるようだ。

この間、オペレーターは前方を確認してはいたが、端末を操作することはなかった。その後、自動車も走行する車道に出たが、ここでもシステム任せだった。基本はシステムが運転を行い、いざというときだけ人間が運転を代わるレベル3を公道上で、しかも混合交通の中で見事に達成していた。

確かに最高速度は20km/hと遅いし、ルートの各所には自動運転車が走行することを示す標識が立ってはいるが、一般人を乗せて公道を走る世界初の完全自動運転車という主張は認めざるをえなかった。

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