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話が「長いだけの人」と「短くまとまる人」の差 見出しをつけてズバッと要約してみよう

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  • 桐生 稔 伝わる話し方の専門家
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こちらの文章を読んでみてください。

ある機関が50代の方に行ったアンケートです。

要約力の練習をしてみよう!

今回、総合データバンクが、50代の方に、「今抱えている不安はなんですか?」と調査しました。結果、34%の方が退職後の生活資金が心配、27%の方が社会保障費が加算していくのが心配、15%の方が子供の養育費が心配、8%の方が会社が倒産したときの収入確保が心配と回答しました。

この文章を要約すると、どういうことがいえるでしょうか。一言で要約してみましょう。

先ほどの文章をひもといてみると、

50代の方の心配事は、

1位:退職後の生活資金が心配(34%)
2位:社会保障費が加算していくのが心配(27%)
3位:子供の養育費が心配(15%)
4位:会社が倒産したときの収入確保(8%)

 

となります。

1~4位は結局、何の話をしているのでしょうか?

『10秒でズバッと伝わる話し方』(扶桑社)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

退職後の生活費、社会保障費、子供の養育費、倒産時の収入確保――。これらはすべておカネの話です。

そして上記1~4位の%をすべて足すと84%になりますので、

先ほどの文章を一言で要約すると、

「50代が抱える将来の不安は、80%以上がおカネに関する不安です」

となります。

まず、このように、ズバッと見出しをつけてから、詳細は〇〇が〇〇%で……と話してあげたほうが、聞き手の理解度は断然早いです。

私たちは、日々の生活の中で、たくさんの情報に触れます。目にする記事、メールの文章、誰かの会話、自身の会話。その情報をベースに、「一言でまとめると?」と自問し、見出しをつけてみること。これを繰り返し実施することで要約力が非常に磨かれていきます。

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