車掌なりきり「京急カラオケルーム」の本気度

車内を再現した室内で「ドアを閉めまーす」

「京急電鉄カラオケルーム」の車内体感ルーム。テーブルの上にあるのはオリジナル駅弁(筆者撮影)

列車の車内アナウンス。鉄道が好きな人なら、子どもの頃にまねをして遊んだ記憶のある人や、大人になってからもついついまねしてみたくなるという人もいるのではないだろうか。

そんな願いをかなえるのが、ジョイサウンドで配信されている「鉄道カラオケ」だ。車掌のアナウンス、運転士の喚呼をテロップに合わせてマイクで歌い上げるとともに、運転席からの展望映像を画面で楽しむという内容。昨年4月に第一弾「京急電鉄」がリリースされ、その後「東武鉄道東武東上線」「東京メトロ丸ノ内線」「南海電鉄」の各シリーズ、計26区間が世に送り出されている。

そんな「鉄道カラオケ」をより楽しめる施設が、7月にジョイサウンド品川港南口店にオープンした「京急電鉄カラオケルーム」だ。実際に行って歌ってみるとともに、なぜ鉄道カラオケ、そして京急のカラオケルームが生まれたのか、関係者に聞いた。

リアルな室内で車掌に挑戦

京急の運転台をイメージしたカラオケルームで、まずは実際に筆者が挑戦してみた。歌ったのは、川崎から京急蒲田までの区間の車内アナウンスだ。京急のアナウンスの特徴として知られる「ドアを閉めます」も、もちろん歌詞に入っている。

歌ってみると、ちょっと難しい。車掌のアナウンスだけなら、はっきりとした声で普段聞いているようにすればいいので、まだそれっぽく歌える。難しいのは運転士の喚呼だ。「進行」がほとんどなのだが、普段耳にしないためタイミングがわからない。画面を見ていると青信号が映るので、そのタイミングで歌えばよさそうだ。慣れないので最初は困惑するが、鉄道ファンとしてはリアルな室内での「車掌体験」に喜びを感じる。大画面での前面展望にも引き付けられた。

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