太陽電池育成は、天理工場建設以来のビジネスモデル転換だ--町田勝彦・シャープ会長兼CEO

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液晶は堺で建設中の大型テレビ用パネル工場もソニーとの合弁が決まり、世界で勝つ道筋がはっきり見えた。もちろん、現業あっての経営ですから、そこは片山(幹雄社長)がしっかり見てくれている。私のほうは、ソーラーの未来、仕組みづくりを濱野(稔重副社長)と一緒にやる役割分担になっている。だから今は毎日、ソーラーのことばっかりを考えている。

申し上げたソーラーの構想はまだ完璧じゃなく、詰め切れていない部分があるのも事実。でも、早い段階で完全に固めます。シャープの未来のためには、このソーラーで絶対に負けるわけにはいきません。ソーラー事業は今はまだ細い柱だが、液晶の次の大きな柱に育てる。必ず、大きな太い柱に育ててみせます。


まちだ・かつひこ
1943年6月大阪府生まれ。69年、京都大学農学部卒業、早川電機工業(現シャープ)に入社。営業畑を歩み98年社長就任。2007年4月から現職。
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