日経平均は3日ぶり大幅反落 菅・麻生発言加わり後場に下げ幅拡大

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主力株が軒並み売られる

東証33業種別では、上昇は海運1業種のみで、32業種が下落した。下落率ではゴムの3.01%がトップで、証券、不動産、紙・パルプ、金属製品、情報通信がこれに続いた。東証1部の値上がり銘柄数は235(全体の13.4%)、値下がり銘柄数は1446(同82.4%)、変わらずは72銘柄だった。

個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンク、ファナック、トヨタ自動車など主力株が軒並み売られ、ライト工業、クラレは大幅安。一方、材料株が個別物色され、渋谷工業はストップ高となった。

お盆休みが続く国内では、明日も目立った経済指標の発表はない。一方、米国では、今晩から週末にかけてNY連銀製造業景気指数など経済指標の発表が相次ぐことから、東京市場でも、米国経済や米国株の動向を強く意識しながらの展開となりそうだ。

柿沼 茂喜 東洋経済 記者

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かきぬま しげき / Shigeki Kakinuma

入社以来、一貫して記者として食品・外食、金融・証券、電力・ガス・石油、流通、精密機器、総合電機、造船・重機などの業界を担当。この間、『週刊東洋経済』『会社四季報』『金融ビジネス』の各副編集長、『株式ウイークリー』編集長、編集局次長などを経て現職。

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