閉塞経済-金融資本主義のゆくえ 金子勝著

閉塞経済-金融資本主義のゆくえ 金子勝著

市場を重視して政府の規制は二次的な「新古典派総合」が、現代の経済理論の主流。それを「根底から疑わなければならない」とする経済学者による新経済学試論。

金融市場が過度に肥大した今の「金融資本主義」経済の下では、サブプライム問題のようなバブルの破裂は必然的に起こる。しかし、経済学はバブル繰り返しの病理解明や市場の規律に役立たず、危険な投機を助長。また「構造改革」と「規制緩和」が日本で追求されたものの、新たな成長分野を育てずに格差と社会混乱を生んだだけ。そして、閉塞を抜け出すためには、平等や正義を重視する新たな経済学の構築を呼びかける。それは「異端にこそ真理」があるとして「分配」に注目。

ちくま新書 714円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
  • 若者のための経済学
  • 本当に強い大学
トレンドライブラリーAD
人気の動画
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
自分は不幸だと思う人は脳の使い方を知らない
自分は不幸だと思う人は脳の使い方を知らない
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
サプライズと配当成長株で勝つ<br>株の道場 成長先取り編

菅首相の退陣決定を受け、東証株価指数が31年ぶりの高値へ急騰。日経平均株価も3万円を超えました。本特集では9月17日発売の『会社四季報』秋号を先取りし、上方修正期待の大きいサプライズ銘柄を抽出。株価上昇を享受する方法を会得しましょう。

東洋経済education×ICT