新垣結衣が魅せる「チキンラーメン」の底力 裁判騒動で高須クリニックCMは過去最高

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【11~30位】

13位には過去最高順位となった高須クリニックがランクイン。高須克弥院長からツイッターでCMのオファーをされたというピコ太郎が「アー・ユー・タカス?」と名前を尋ね、院長が「イエス」と答えると、歌と同時に金色に輝く扉が開いて派手なダンスシーンが展開される。そもそも「イエス、高須クリニック」のキーワードがCMに登場するのは、1998年にさかのぼる。

2000年には郷ひろみが出演、以後も「イエス、高須クリニック」のキーワードは使い続けられている(ただし、東日本大震災が発生した2011年3月から放送された被災者へのお見舞いと復興を願ったCMでは、このキーワードはない)。

民進党に「陳腐」と言われても、好感度は過去最高!

今年5月17日、国会の代表委員会で類似フレーズが引用されたことが発端となり、怒った高須院長が党と議員を訴えるという騒動により話題となったこのキーワードだが、およそ20年の長きにわたって使用されてきたことで、その認知度の高さを証明したようだ。

21位の日清食品『どん兵衛』の新作は、星野源と “どんぎつね”役の吉岡里帆が出演。星野が商品を食べようとすると、『どん兵衛』のふっくらジューシーなおあげの化身“どんぎつね”の吉岡が現れて、星野が食べる度に「イタッ!」と反応する。大ヒットドラマ「逃げ恥」を思わせる星野の役柄と、キツネ耳をつけた吉岡が「かわいい」と、女性からのCM好感度が男性の3倍に達している。

28位の明治『ガルボ』は、石原さとみがオフィスでやる気が出なかったり、仕事に疲れた時に、商品を食べると元気を回復して生き生きと働く会社員をコミカルに演じた。「かわいい」「おいしそう」との意見が多く、やはり女性から共感されて支持が高かった。

『どん兵衛』と『ガルボ』はTOP30にランクインした作品の中で、期間中最も少ない放送回数の7回でランクインした。放送回数が多くなれば接触の機会が増え、CM好感度の獲得確率は高くなる傾向にある。しかしCM好感度ランキングの上位には、こうした「コスパの高い」、スポンサー孝行のCMも決して少なくない。

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