新垣結衣が魅せる「チキンラーメン」の底力 裁判騒動で高須クリニックCMは過去最高

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ガッキーがパッケージどおりのチキンラーメンの作り方を指南するこのCMの好感度は何位?(動画:YouTube日清食品グループ公式チャンネルより)
あなたのお気に入りCMは、何位にランクインしているだろうか?
CM総合研究所が毎月2回実施しているCM好感度調査は、東京キー5局でオンエアされたすべてのCMを対象として、関東在住の男女モニターが、好きなCM・印象に残ったCMをヒントなしに思い出して回答するものだ。
最新の2017年5月後期(2017年5月5日~2017年5月19日)の調査結果から、作品別CM好感度ランキングTOP30を発表。その中から、CM総研が注目するCMをピックアップして、ヒットの理由に迫る。

4期連続首位のauにドコモが迫る

【1~10位】

調査期間中、東京キー5局からオンエアした3229作品のうち、作品別CM好感度1位は4月前期調査から4期連続でKDDI『au』の「三太郎」シリーズの作品となった。今回1位の「学割・最高の1週間」篇は、ロシア民謡「1週間」の替え歌で「♪月曜日は何かもらえる~ 火曜日も何かもらえる~」と、曜日ごとに異なる特典が受けられる会員限定サービスの学割適用を訴求した。

2位には「得ダネを追え!」シリーズの『NTT DOCOMO』が付けた。このシリーズは新聞記者役の堤真一、綾野剛、高畑充希が、「お得なネタ」を取材するストーリーとして2015年5月にスタートした。今回は、取材がきっかけで結婚した綾野とハリセンボンの近藤春菜が、ラーメン屋を開業した近藤の父役の角野卓造から突然再婚したことを告げられる。角野からテレビ電話で紹介された再婚の相手役は、ハリセンボンの箕輪はるかだったというもの。40代・50代の主婦層、60歳以上の女性層のCM好感度では『au』を上回り、1位を独走する「三太郎」シリーズに迫った。

3位には初のTOP3入りを果たした大正製薬の新炭酸飲料『RAIZIN』がランクイン。スーツ姿の大勢の男性がスクランブル交差点で整然と行き交い、一糸乱れぬ集団行動を披露する。体育大学の集団演技を思わせるきびきびとした動きの映像に、思わずハッとさせられる作品だ。世界的デザイナーの佐藤オオキ氏とそのデザイン事務所nendoが、商品コンセプト、パッケージ、交通広告、商品の風味に至るまで手がけたという。モニターからCMの好きな理由を聞くCM好感要因のチェック項目を見れば、「時代の先端」「映像・画像」「音楽・サウンド」といった要因が強いフックとなったようだ。

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