80代オスカー俳優集結「ジーサンズ」の奥深さ 東洋経済オンライン読者限定試写会を開催!
主演3人はオスカー受賞経験のある80代のハリウッドスター――。
『ジーサンズ はじめての強盗』が6月24日より全国公開される。内容は痛快なコメディだが、そのキャスティングに米国本土で注目が集まっている。モーガン・フリーマン79歳(この6月に80歳)、マイケル・ケイン84歳、アラン・アーキン83歳と、全員が1930年代生まれの平均年齢80代。さらに全員がアカデミー賞助演男優賞を受賞しており、“ハリウッドの生きるレジェンドたちの夢の共演“が実現したからだ。
老後の年金、住宅ローン、病気、リタイア後の生活といった身近な社会問題を取り扱いながらも、「失うモノなどない、俺たちの年金を取り戻すんだ!」と銀行強盗に挑む破天荒なジーサンたちを描く。
往年のハリウッドスター3人が主演
孫にメロメロな実直ジーサン、ウィリーを演じるのはモーガン・フリーマン。いぶし銀の魅力をスクリーンから放ち続ける彼は、庶民から大統領まで、幅広い役柄を演じ分ける実力者。『N.Y.ストリート・スマート』(1987年)、『ドライビング Miss デイジー』(1989年)、『ショーシャンクの空に』(1994年)でアカデミー賞にノミネートされ続け、4度目となる『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)で初のアカデミー賞助演男優賞を獲得した。その後も2009年の『インビクタス/負けざる者たち』で主演男優賞にノミネートされている。
そして冷静沈着な知能派ジーサン、ジョーを演じるのはマイケル・ケイン。サーの称号を受ける彼の著書『映画の演技』は俳優を目指す者のバイブルとして読み継がれており、同業者からも尊敬を集める存在だ。『ダークナイト』シリーズのアルフレッド役をはじめ、数多くの作品に出演するなど、精力的にキャリアを積み重ねているケインは、1966年の『アルフィー』で主演男優賞にノミネートされて以来、アカデミー賞にノミネートされること6回。そのうち、『ハンナとその姉妹』(1986年)、『サイダーハウス・ルール』(1999年)で2度の助演男優賞を獲得している。
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