ネット物流を救う秘策は、「急ぎません便」だ 吉田類の酔いどれ時事放談
――本当に。それに、JTもますます大変そう……。
類:そうだね。でも、法に則って販売されている嗜好品を嗜む権利だってあるわけだから、一方的に締め出すのではなくしっかりとした表示義務を設けるのがいいと思うよ。
――「喫煙可」「分煙」「禁煙」みたいな?
類:そう。喫煙者も吸わない人も、安心できるように!
Q.宅配会社のキャパオーバー、解決法は?
「急がなくてもいいサービスを!」
――類さん、インターネットでお買い物はする派ですか?
類:何でもかんでも買うわけではないけれど、CDやDVDはよく注文しているかな。あっという間に届いて便利だね。
――ほんと、お店で買うより安い場合もあるし、なにかと便利ですよね。が、近年ネット通販市場が拡大したために、宅配会社の仕事量が大幅増加。ドライバーも不足したりで、現場にひずみが起きているそうです。最大手のヤマト運輸では今後、時間指定配達を見直しする方針だとか。
類:なるほどねえ。うちも1日3回くらい配達の人が来てくれることもあるけど、みんな忙しそうだものね。感謝しているよ。
――私も、なんでもネットで買いすぎて、毎日エリア担当のドライバーさんと顔を合わせている気が……。皆さんが働けなくなったら困るので、ここは多少の規制は致し方ないかと思いますね
類:無い袖はふれないからね。是正していかなくちゃ。
――新規参入する業者もなかなかなさそうだし、既存の会社に頑張ってもらうしか。
類:同等の規模やサービスで、というのはハードルが高いよね。大きな拠点やたくさんの車両や人員……必要なものが多すぎる。だから、視点を変えた新サービスを始めるといいんじゃないかな?
――と、いうと?
類:"急ぎません便"だよ!
――宅"急ぎじゃない"便ですか!? なんと、その発想はなかった!
類:ゆっくりだけど、真心を込めて丁寧に運びます、というコンセプトだね。女性のドライバーさんも今以上に活躍できそうな気がするよ。
――確かに、いつもいつも急いでいるわけじゃないですからね。最初から「ゆっくりです」と言ってもらって、承知の上で注文するのはとってもいい気がします!
類:ヤマト運輸さん、よかったらご検討下さい(笑)。
――ぜひ!
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