「生活の質」が高い都市、8年連続首位は? 最下位だったのはバグダッド

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 3月14日、米コンサルティング会社マーサーがまとめた2017年の「世界生活環境調査・都市ランキング」で、オーストリアの首都ウィーンが8年連続して世界で最も生活の質が高い都市となった。最下位は前年に続き、イラクの首都バグダッドだった。写真は昨年12月撮影のウィーン(2017年 ロイター/Heinz-Peter Bader)

[ウィーン 14日 ロイター] - 米コンサルティング会社マーサーがまとめた2017年の「世界生活環境調査・都市ランキング」で、オーストリアの首都ウィーンが8年連続して世界で最も生活の質が高い都市となった。最下位は前年に続き、イラクの首都バグダッドだった。

人口約180万人のウィーンは、カフェや博物館、劇場、オペラなど文化面が充実し、家賃や公共交通機関の運賃が他の西側都市に比べて安いといったことが評価された。

2─5位は、スイスのチューリヒ、ニュージーランドのオークランド、ドイツのミュンヘン、カナダのバンクーバーとなった。

国際的な中心都市であるロンドンやパリ、東京、ニューヨークは上位30位以内にも入らず、ドイツやスカンディナビア、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアの主要都市に後れを取った。

アジアの都市ではシンガポールが最高で25位、米国都市の最高はサンフランシスコの29位だった。アフリカの最高は南アダーバンの87位。

マーサーは世界231都市を対象に、政治的な安定や医療保険制度、教育、犯罪、娯楽、交通などの項目を評価。企業が海外駐在員などに支払う報酬や各種手当を決める際の材料を提供している。

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