米スペースX、民間初の月周回旅行を来年実施

イーロン・マスクCEOが表明

 2月27日、米民間宇宙企業スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)が、民間人2人による有料の月周回旅行を来年後半実施する。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が明らかにした。民間資金による月旅行は世界初となる。写真は米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地に戻ってきたスペース・ファルコン9ロケット。19日撮影(2017年 ロイター/Joe Skipper)

[ケープ・カナベラル(米フロリダ州) 27日 ロイター] - 米民間宇宙企業スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)が、民間人2人による有料の月周回旅行を来年後半実施する。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が27日明らかにした。民間資金による月旅行は世界初となる。

飛行には同社のロケット「ファルコンヘビー」が使用される見通しで、テスト飛行を今年後半に行うという。地球から約30万―40万マイル(48万―64万キロメートル)飛行して月に接近した後、地球の引力により大気圏内に戻り、パラシュートで地上に着陸する計画だ。

民間人2人の氏名は明らかにされておらず、料金も不明。CEOは「ハリウッドからの参加者はいない」と述べるに留めた。2人はお互いを知っているという。

CEOは「この類では、単なる1つのミッションを超えるものを期待している」と述べ、「驚くほどエキサイティングなものになるはずだ」との期待を示した。

米航空宇宙局(NASA)はトランプ政権の要請により、「スペース・ローンチ・システム(SLS)」と次世代宇宙船「オリオン」の試験に宇宙飛行士を参加させるため安全性、費用、利点に関し調査中。ミッションは現時点で、無人により18年後半の実施を予定している。

CEOは、NASAが月への接近通過ミッションの第1号を実施したい場合、NASAに優先権があると述べた。

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