ソロス氏、トランプ相場で10億ドルの大損失 著名投資家も「トランプ氏への警戒」が仇に?
[12日 ロイター] - 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、著名投資家ジョージ・ソロス氏は、昨年11月の米大統領選でのトランプ氏勝利を受けた株価上昇で、選挙後の数週間に10億ドル近い損失を出した。
一方、ソロス氏の片腕として92年の英ポンド売りを主導したことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏は、株価上昇を見込んで利益を得たという。
同紙によると、ソロス氏は昨年、投資の第一線に復帰。11月まで株式市場に対して慎重な姿勢を示しており、トランプ氏の勝利直後にはさらに警戒を強めた。この結果、損失が10億ドル近くに膨らんだが、昨年末には方針を転換し、損失の拡大を回避したという。
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