先代までとの違いは、開発段階から現地の開発拠点である「ホンダR&Dアメリカ」(オハイオ州)が主導権を握ったことだ。世界展開する主力車種を国外で開発するのはホンダ史上初めてのこと。6代目以降のシビックの現地生産比率は9割を超えていたが、開発の中心は日本が担っていた。それを今回、開発の拠点まで現地に移したことで、より現地ニーズに合った車を提供できるようになった。
さらに先代シビックの反省も活かされている。
ホンダとの取引が多い部品メーカー社長は「先代モデルはデザインも価格設定も失敗だった」と振り返る。2011年のニューヨークオートショーでお披露目された先代シビックだったが、販売台数がふるわず、翌年には早くも外観やシャシーなど広範囲なマイナーチェンジを余儀なくされた。ブルートゥースやリアビューカメラなど装備も充実させた。そうでなければ、当時台頭していた韓国の現代自動車グループなどライバルに対抗できなかったからだ。
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