クボタ株主総会、アジア展開の加速を強調 業績は順調推移、決議事項はあっさり可決

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株主からは「水・環境事業はもっと伸びてもいいのではないか」という質問が出た。益本会長兼社長は、「日本国内での伸びは期待できない。今後はアジアの需要をいかにつかまえるか。アジアのニーズをつかまえた形で、大きく伸ばしたい」とした。

また、南東北から参加したという農業経営者とみられる株主の「雪害対策用の機械を作ったので御社で売ってほしい」との質問(?)には、益本会長兼社長は苦笑しつつも、「チャンスがあれば」とていねいに回答していた。

その後、社外取締役、社外監査役の責任限定契約の規定追加に伴う定款変更、取締役8名選任、取締役賞与支給など4項目の決議事項を、何の波乱も質問なくあっさりと可決。予定調和的とも見える株主総会は、50分足らずで終了となった。

筑紫 祐二 東洋経済 記者

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ちくし ゆうじ / Yuji Chikushi

住宅建設、セメント、ノンバンクなどを担当。「そのハラル大丈夫?」(週刊東洋経済eビジネス新書No.92)を執筆。

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