Spotifyとジョギング、相性が最高過ぎる理由 なぜ、一段と楽しく走れるようになるのか

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これまでランニングのお伴としての音楽は、専用のプレイリストを作っていた。ランニング用のプレイリストを提供する音楽サービスも多いが、どうも選曲がピンと来なかったのだ。そんなこともあり、あまり期待していなかったのだが、SpotifyのRunning機能を試してみたら、けっこう良かった。

シンプルながら効果は高い

軽くランニングすると、自動的にテンポを測定

Spotify Runningを使うのは簡単だ。特にモード変更や設定は必要無く、「ブラウズ」にある「ジャンル&気分」から、「Running」を選ぶだけだ。するとおすすめプレイリストがいくつかあるので、好きなものを選ぶ。

プレイリストを選ぶと、「ランニングを開始」という大きなボタンがあるのが、一般のプレイリストにはない特徴だ。これをタップすると、ペースを測定するために走るよう促される。スマホを持って10秒ほど走ると、測定完了。そのまま、そのテンポに合わせた楽曲が再生される。

通常ランニングのサポート機能と言うと、性別や年齢、身長、体重などを入力することで、距離の測定をしてカロリー計算などをしてくれるものだが、Spotify Runningには一切そんな機能はない。ただただ、走るテンポにピッタリあった楽曲を次々に流してくれるだけなのだ。

テンポにピッタリの楽曲が再生される

だがそれだけで十分価値がある。音楽を聴きながらだと、ペースが落ちないし乱れないのだ。ただしばらく走っているうちに、どうしてもペースは落ちてくる。その場合は、手動でペースを変更できる。変更するとすぐに新しいペースにあった音楽が再生されるという仕組みだ。

曲と曲の間は、クロスフェードで繋がる。ただし、リズムのタイミングまで合わせて繋げてくれるわけではないので、その時にちょっとペースが乱れるのが難点だ。

まあ技術的にはそんなに難しくないと思うので、そのうち綺麗に繋がるようになったりするだろう。

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