トヨタ入社後はフランスの工場建設に携わり、赤字続きだった欧州事業の立て直しに奔走。ゴーン流のコストカットはやらないと決め、損失を限定しながら土台を造ることに専念した。
一方で、「役に立たない仕事や付加価値を生まないものは切り捨てた」。数年で利益を出せるようになり、販売台数も増えていった。「(部下から)信用を得る方法はひとつ。よく聞いて確実に深く理解する。そして即座に行動する。さらに、複雑な問題を単純化する。それがボスの役割だ」という。
実績が認められ、2015年にトヨタ初となる外国人副社長に就任した。「日本の経験がない。日本語もしゃべれない」と豊田章男社長に伝えると、社長からは「分かっている。多くのエネルギーを生み出してくれればいい」と言われた。
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