アップルペイはおサイフケータイより簡単だ キャッシュバックキャンペーンは要チェック

手持ちのSuicaカードを登録するほか、Apple PayにSuicaを新規発行することもできる。この場合に必要になるのが、Suicaアプリだ。新規に発行できるSuicaには、3つの種類がある。無記名式と記名式、そして定期券だ。無記名式の場合、メールアドレスなどの登録が不要で手軽な半面、チャージの方法がApple Payに限定される。先に述べたように、VISAがオンライン利用できないため、その他のブランドでのクレジットカードがない場合は、無記名式は発行できない。

Suicaを新規登録する場合は、3種類から選択する

記名式は、モバイルSuicaの会員登録が必要になる。名前やメールアドレスなどを入力しなければならず、少々面倒だが、VISAにも対応しておりSuicaアプリ経由でのチャージができる。チャージに使えるクレジットカードの幅が広がるのは大きなメリットだ。また、JRのビューカードを持っていれば、残高が足りないときに自動でチャージされるオートチャージも利用できる。最後が定期券の発行で、こちらに関してもモバイルSuicaへの登録が必要になる。

Apple PayはTouch IDでの認証が必要になるが、Suicaは完全に例外扱い。エクスプレスカードに設定しておけば、カード型やおサイフケータイのモバイルSuicaと同様、端末を改札にかざすだけで支払いが完了する。入り口が多岐にわたり、それによって利用できるクレジット―カードに違いが出てしまうため、iDやQUICPayより複雑だが、一度設定してしまえば、あとは改札にかざして電車に乗るだけ。普段ポケットに入れているiPhoneであれば、取り出しもスムーズで残高もすぐに確認できる。便利なサービスなので、ぜひ試してみることをオススメしたい。

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