あの島耕作も使った「確実に出世できる方法」 スキルや運より、決定的に大切な要素がある
だが、経験的に皆知っているように、英語などの「スキル」は出世するかどうかの決定的な要因ではない。「スキルをつけること」や「上司に気に入られるかどうか」に一所懸命になっても、「出世ができるか」は、別の話である。
では、何がもっとも重要なのか。このことについて、ピーター・ドラッカーが的確なことを言っている。
人気漫画で描かれているのは世の中の縮図
単純化してしまえば、「上司が出世すること」が、自分が出世するための決定要因であるということだ。
たとえ下衆で、人望がなく、部下に対して何もしない上司であっても、彼が出世できなければあなたも出世できない。
サラリーマン金太郎は、会社の創業者である大和守之助が引き上げた。島耕作は、上司である中沢喜一が出世し、社長にまでなったから、自分も社長になれた。
漫画はフィクションであるが、世の中の縮図である。
さて、われわれはこの状態で何をすべきだろうか。さきほどのピーター・ドラッカーの引用には、続きがある。
上司を変えるのは簡単なことではない。しかし、上司を助け、成果をあげさせることは誰でもできる。
「上司の強みを活かし、成果をあげさせ、出世させよ」
これが、自分が出世するためのただ1つの方法である。
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