BMW「5シリーズ」の最新進化は何がスゴいか

軽量化を徹底し、運転支援システムも充実

BMWは10月13日、4ドアセダン「5シリーズ」を6年ぶりにフルモデルチェンジ。その概要を発表した。

BMWの基幹モデルである「5シリーズ」は、現行型F10系の登場から6年を迎え、そろそろニューモデルへの移行が噂されていた。

実は先だってのパリ・サロンにて、大々的なワールドプレミアに供される……?との報道もあったようだが、その観測は空振り。実車公開は叶わなかった。しかし、パリ・サロン会期中である10月13日に、メーカー本社よりオフィシャルフォトと一部概要が配信された。

現行モデルに比べて、約100kgも軽量化

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

世界が注視するBMW新型5シリーズ。その最大の特徴のひとつは軽量化だ。現行モデルに比べて全長を36mm伸ばした4935mm、ホイールベースも7mm長い2976mmと、わずかながらサイズアップしながらも、車両重量は約100kgも軽く仕立てられている。

なぜそのようなことが可能になったのかというと、それは近年、BMWが熱心に推し進めるカーボンファイバーを取り入れた最新アーキテクチャーによる恩恵が大きい。まずこれでマイナス70kg。そして、アルミニウムや超高張力鋼板の使用範囲を増やし、また軽量なブレーキシステム/アロイホイールの採用などによってマイナス30kg。合わせてマイナス100kgもの軽量化を果たすことになったというのだ。

さらにこの軽量化に加えて、車体の低重心化や50:50とした前後重量配分など、優れたシャシーバランスによるビークルダイナミクスに徹底的にこだわったのも、いかにもBMWらしい取り組みと言える。

BMW新型5シリーズの特徴としてもうひとつ挙げるべきは、当代最新のプレミアムカーに相応しく、運転支援システムの充実も図られたことだ。昨年、先行デビューした上級モデルの「7シリーズ」で初採用された「リモート・パーキング・システム」で世界を驚かせたBMWだが、その直後に現れたメルセデス・ベンツ新型Eクラスが、走行中においてもさらなる自動化を実現していたことで、世間の耳目を奪われた感もあった。

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