ベンツ「GLCクーペ」はまるでスポーツカーだ 「SUV以上に楽しい」SUVの魅力

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ちょっと小粋なニューモデル

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

メルセデス・ベンツのちょっと小粋なニューモデル。GLCクーペが欧州で人気を呼んでいる。日本上陸はもう少し先のようだけれど東欧でのユニークな試乗会に参加したところ、かなりオススメの内容だった。

メルセデス・ベンツはSUVのセグメントでひとつの鉱脈を掘り当てたようだ。2015年に発表し日本でも16年に発売されたメルセデス・ベンツ GLEクーペだ。SUVとクーペを合体させた、エレガントでいながらダイナミックさを感じさせるスタイリング。実際よく売れていて生産が追いつかない状況だそうだ。そこに持ってきて、ひとまわり小さなGLC クーペが発売された。

メルセデス・ベンツ GLCクーペは、アルファベットを使った車名の末尾のレターが示しているように、Cクラスに相当するセグメントに位置づけられている。日本でも人気のGLCのクーペ版といえ、全長4.73メートルのボディサイズなど取り回し性においてより使い勝手がよい。都会で映えるスタイリッシュさとともに東京など日本の各都市をはじめ、世界中でおおいに歓迎されそうだ。

メルセデス・ベンツでは、GLCクーペの試乗会として、ハンガリーとルーマニアを選んだ。あまりなじみのない場所だが、逆にそれを逆手にとって先入観を捨てるいい機会と考えたのかもしれない。アメリカの西海岸やニースではイメージ的に近すぎる?それよりクルマとじっくり向かい合ってその内容を吟味できるドライブをということで、交通量は少なく、でも景色はいい。そんな場所が提供されたのだろうか。

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