メルセデスの未来映す「マイバッハ6」の美貌 超高級クーペのコンセプトカーを解剖する
1回の充電で最大500km以上の走行
フロア下に搭載された2次電池は、蓄電容量80kWhとかなりの大容量。新欧州ドライビングサイクルモードでは、1回の充電で最大500km以上。米国環境保護庁による検査値では200マイル(≒322km/h)を超える距離を走行できることになっているという。
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/2/4/570/img_245f357cec9dcbea2910df253ff84fe565253.jpg)
また急速チャージャーを使えば、5分ほどの充電で、約100kmの走行を可能とするバッテリー残量を確保できる。さらに充電については従来のプラグイン式だけでなく、次世代のワイヤレス式電磁誘導充電システムにも対応可能とのことである。
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/3/6/570/img_3646da812f5c6070a484ac08487c21ed91817.jpg)
ペブルビーチで強烈無比なインパクトを残した「ヴィジョンメルセデス・マイバッハ6」だが、ボディサイズやスタイリング、あるいはパワーユニットも少しだけ現実的なものとし、現時点ではロールス・ロイス レイスが君臨する「超高級クーペ」マーケットに参入を狙うのか?2005年に誕生した「マイバッハ・エクセレロ」のようにごく少数を製作し、一握りの限られた顧客に秘密裏に販売するのか?
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/1/4/570/img_1446b89097dfe78b3c3d260499c20dec89117.jpg)
あるいはその名のとおり、「メルセデス・ベンツ」ブランドでこれまで積極的に展開してきたコンセプトカー群「ヴィジョン メルセデス・ベンツ」のマイバッハ版として、「未来のマイバッハ像」を提案するのみに留まるのか?今後の行く末に注目したいところである。
(文・武田公実)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら