今回の人事で物議を醸したのは、末川氏に代わり社長を兼務するのが前社長の前田新造会長であることだ。前田氏は11年3月まで約6年間社長を務め、前半は「TSUBAKI」などの巨大ブランドを育成したものの、08年度以降は停滞を招いた。消費者の好みが細分化する中で、巨大ブランドへの集中戦略を貫こうとしたため、他社にシェアを奪われ販売はピークアウトした。またドラッグストア向けの商品・販売戦略に後れを取り、美容部員によるカウンセリング販売体制を崩さず、人件費が重荷となり続けた。
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