米国発、倉庫スタイルでコストコが猛攻

コストコ渋滞引き起こす会員制ディスカウントが出店加速

アベノミクスが逆風

ただし、ここに来てコストコに大きな逆風が吹き始めた。それはアベノミクスだ。11年から日本での大量出店へと踏み切ったことから、その決断をしたのは09年ごろと推察される。ちょうどリーマンショック後で強烈な円高が進行している時期である。そして数年間、商品の輸入比率が高いコストコは円高メリットを最大限に享受できたことであろう。

ところが一転、今はアベノミクスにより円安局面へと経済情勢は大きく変化している。輸入品の仕入れコストが上昇する中での積極的な店舗拡大策、はたして成功するか、否か。コストコは試練の時を迎えているといえよう。

※2012年12月に、各都道府県に届出がなされた大規模小売店(店舗面積1000㎡超)を、経済産業省の資料をもとに一覧表として作成。業態は編集部の独自区分による。なお、開店予定日は届出時点の日付で、実際の開店日と大きくずれる場合が多い。
■全国大型小売店総覧
百貨店・大型スーパーからHC、アウトレットモールまで、全国のあらゆる大型店舗(店舗面積1000㎡超)を網羅した国内唯一で最大のデータベース。
商圏分析や新店計画、都市再開発などに不可欠な最新情報を満載。

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