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「パーサー」の眼から見た新幹線客の違いは? 指定席か自由席かで異なる購入需要や言動

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  • 池口 英司 鉄道ライター、カメラマン
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では、パーサーはどのようなことを想いながら、毎日の乗務に臨んでいるのだろうか。薊さんは「乗務に際してまず心がけていることは、グリーティングとアイコンタクトです」。グリーティングとは、デッキで乗客を迎える、見送りするということだ。

このとき、車内販売では特に商品を買わなかった乗客とも言葉を交わすことがあるという。「『ありがとう』と言って下さることもあり、このようなときには私たちも、気持ちが伝わったのかな、旅のお手伝いができたのかなと思えて、心が和みます」と薊さんはいう。短い挨拶を交わすだけでも、旅が味わい深いものになることは、乗客にとっても、乗客をもてなす側にとっても、何も変わりないようだ。

4人で販売とグリーン車を分担

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グリーン車でのサービスやグリーティングは制服で行う(筆者撮影)

新幹線パーサーの仕事は多岐にわたる。「のぞみ」の場合であれば4名が乗務し、グリーン車での乗客サービスを行う2人と、ワゴンサービスを行う2人に分かれる。グリーン車のサービスでは、おしぼりの配布、車内改札を行う。

ワゴン販売は、車内販売の基地が設けられている11号車から自由席側の1号車まで遠いことから、グリーン車担当のうち1人が車内改札などを終えた後、トレーを使用して1号車からの車内販売も行い、車両によってサービスに格差が生じないよう留意しているという。トレーを用いての販売は東京から名古屋までの間で行われ、名古屋到着前にはエプロンを外した制服姿となって、名古屋駅でのグリーティングを行う。

そして名古屋発車後は車内を巡回し、車内、ゴミ箱に不審物がないか、トイレが正常に機能しているかも確認する。さらに巡回時には、乗客に何かに困っている人がいないかにも目を配り、必要があれば、切符の変更などの手続きも行って、車掌とも連絡を取り合う。

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【自由席のお客様にはパワーがある】

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