地下鉄で妊婦に席譲るシステム、韓国で開始

近づくとピンク色のランプが点灯

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韓国で、混み合った地下鉄に乗ってきた妊婦に、スマートに席を譲ってあげられるシステムがお目見えした。妊婦が近づくと、優先席の脇に設置されたピンク色のランプが点灯するのだ。

35歳の妊婦、ジュン・チョンヒさんは「妊婦の側から席に座りたいとは、なかなか言い出せないけど、これだと快く譲ってもらえるの。公共の乗り物で外出するのが心地よくなったわ」と嬉しそうだ。

彼女たちがバッグなどに入れて持ち歩く小型センサーに、ピンク色のランプがブルートゥース経由で反応する仕組みで、2メートル以内であれば検知可能だ。「ピンクライト・キャンペーン」と銘打って韓国第2の都市、釜山で行われた実験では、500人の女性が参加した。

「気まずさ」解消の一助に

釜山広域市の幹部、キム・ボムジン氏は「釜山も他の多くの都市と同じく少子高齢化の問題に取り組んでいる。IoT(モノのインターネット)技術を使って妊婦を支援する今回の措置は、その一環だ」と説明。同市は地下鉄以外の電車やバスなどにも段階的に導入する方針だ。

女性にとって、自分が妊娠していることを他人に伝えるのは時として勇気が必要なもの。このシステムは、そういう気まずいシーンを避けるのに、一役買ってくれそうだ。

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