5歳の少女が受けた性的暴行、マドンナが涙 ケニアの首都ナイロビのスラム街で
[ナイロビ 5日 トムソン・ロイター財団] - 米歌手マドンナさんがケニアを訪問し、首都ナイロビのスラム街で5歳の娘が隣人から性的暴行を受けたという男性の話を聞き、涙を流した。
マドンナさんは今月2─3日にアフリカ最大のスラム街の1つとされるキベラを訪問し、この男性と面会。広報担当者によると、訪問の目的は住民の生活向上を支援する方策を探るためだという。
マドンナさんの慈善事業の管理責任者で、ケニア訪問に同行したトレバー・ニールソン氏は、トムソン・ロイター財団に対し「人々がさらされている暴力という現実をめぐる、非常にパワフルで心をかき乱される話だった」とし、「話を聞いてマドンナさんは涙を流した」と語った。
ケニアにはマドンナさんの4人の子供も同行。インスタグラムに掲載された動画によると、清掃や壁を塗る活動などに従事した。
マドンナさんは4日には、 ケニア大統領夫人のマーガレット・ケニヤッタさんと面会。母子の医療向上や性的暴力の問題を話し合った。
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