テスラ、2017年発売「モデル3」をまだ設計中

1週間で32.5万台の予約があったが…

 5月10日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズは、1年半以内に生産開始を予定する新型セダン「モデル3」について、設計が完了していないことを明らかにした。写真は同社のロゴ。カリフォルニア州で昨年4月撮影(2016年 ロイター/Elijah Nouvelage)

[サンフランシスコ/デトロイト 10日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズ<TSLA.O> は10日、1年半以内に生産開始を予定する新型セダン「モデル3」について、設計が完了していないことを明らかにした。

米証券取引委員会(SEC)に提出された四半期報告によると、カリフォルニア州フリーモントの同社工場を拡張する計画だが、まだ進行途中であり、モデル3向けの部品の調達・製造の一部が未定だとした。「目下、サプライヤーを評価し、条件を絞り、選定している」という。

同社はこれまでも、主力の高級セダン「モデルS」やスポーツ多目的車(SUV)「モデルX」の発売が遅れるなど、予定がたびたびずれ込んできた。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は先週、同社工場の2018年の生産台数を50万台とし、2年前倒しで目標達成を目指す方針を表明し、投資家を驚かせた。

バークレイズのアナリスト、ブライアン・ジョンソン氏は10日の電話インタビューで、生産加速計画は「挑戦的」だと語った。「設計作業を終わらせ、サプライヤーを確保し、1年半後に発売するのは難しいだろう」との見方を示した。

モデル3は予想販売価格が3万5000ドルと、モデルSの半値以下。テスラの生産台数や売上高を一気に押し上げ、同社を黒字転換させることが期待される。モデル3は予約開始から1週間で32万5000台の申し込みがあったという。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 日本の分岐点 未来への対話
  • インフレが日本を救う
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
改正対応待ったなし!<br>働き方と仕事の法律

同一労働同一賃金の本格化、中小企業でのパワハラ防止対策の義務化など、今年は重要な改正法の施行が目白押し。2022年に施行される法律の要点に加え、昨年の4月に施行された改正民法も総点検。改正ラッシュへの備えを万全にするための法律虎の巻です。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT