ゲイツ財団、武田薬品に3800万ドル提供 低価格ポリオワクチンの開発を支援
[ロンドン 9日 ロイター] - マイクロソフト<MSFT.O>のビル・ゲイツ会長と妻メリンダさんが創設した慈善基金ビル・メリンダ・ゲイツ財団は、武田薬品<4502.T>の低価格ポリオワクチンの開発を支援するため3800万ドルを提供する。
ポリオワクチンは、経口型生ポリオワクチン(OPV)による感染が問題化し、注射型の不活化ワクチン(IPV)への切り替えが進められているが、専門家は、こうした動きが世界的広がればIPVが不足すると懸念している。
ゲイツ財団の幹部は今回の資金提供について、ポリオ予防に向けた十分なワクチン確保に寄与すると述べた。
武田は、資金を途上国向けのIPV開発・供給に活用するとしている。
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ビジネスの人気記事