ソフトバンクとイー・アクセス、統合会見の詳細を一挙掲載

ソフトバンクとイー・アクセス、統合会見の詳細を一挙掲載

携帯電話業界3位のソフトバンクは10月1日、同4位であるイー・アクセスとの経営統合を発表した。同日夕に東京都内のホテルで開かれた記者会見には、ソフトバンクの孫正義社長とイー・アクセスの千本倖生(さちお)会長が登壇した。

会見での主な一問一答を以下にまとめた。


--経営統合の背景にはLTE(次世代高速通信、アイフォーン5などに搭載されている)があると思うが、買収はいつ頃から検討していたのか。

孫社長「具体的な検討は最近、アイフォーン5発売が決まってからだ。イー・アクセスがもつ1.7ギガヘルツ帯には非常に大きな意味がある。これまで行っていたようなMVNO(仮想移動体通信事業者)のような業務提携は強化できるし、これからもやっていくが、より深いネットワークの統合をしていかなければ快適なサービスを提供できない。経営統合するのが最良だと判断した。

プラチナバンドを以前から使用しているNTTドコモとKDDIは800メガヘルツ帯でそれぞれ15メガヘルツ幅を持っている。今年のプラチナバンド取得で、われわれは900メガヘルツを獲得したが5メガヘルツ幅だけ。ドコモ、KDDIは10メガずつを使っているので、現状でも他社に後れをとっている。イー・アクセスの1.7ギガヘルツ帯を利用することでようやくイコール・フィッティングに近い形になる」

--アイフォーン5の販売競争が買収のきっかけか。

孫社長「イエス。最終的な引き金はアイフォーン5です。腹をくくったのはアイフォーン5発売直前に『テザリングをやろう』と言ったその瞬間から。ただ、ネットワークの問題もあり、やる気だけではできなかった」

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • iPhoneの裏技
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT