「世界的1兆円企業目指す」 メガネの“革命児”ジェイアイエヌ社長に聞く

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--次なるイノベーションの成果は。

何をいつ出すかは言えませんが、お楽しみにしておいてください。新製品はたぶん毎年出していくでしょう。

それにもし、本当にPCが網膜に悪いとなると、約3000万人の潜在需要が殺到して当社だけでは賄い切れなくなる。PC用メガネは今はまだ当社で60万本、日本全体で約100万本程度。新製品を出しても供給できないかもしれません。

--高齢者層の市場については。

それは当然考えています。うちに足りないのは高齢者向けの品ぞろえ。それをしっかりしていく。ただ、オペレーションや価格は今のまま。高齢者を含めて、世の中のマス(大多数)をうちへ導いていきたい。

--急成長企業の間では1~2年後には成長が止まるケースも少なくないですが。

うちも08~09年に赤字になったので、そういうパターンはわかる。成長が止まってダメになっていく企業は、失敗を生かせないで、勘違いしてしまったところではないか。自分に能力があると思った段階で成長は止まる。

要するに、目標がどこにあるかだと思う。目標を世界一にしたら、この辺では到底満足はできない。満足しなければ、全体としては成長していく。成長できないというのは、社長自身がどこかで満足してしまったのではないでしょうか。

--自社の株価については。

長期的に持っていただけるとすれば今の株価は安いと思います。だからこそ長期で保有してくれる株主を増やしたい。そうした株主をファンにできる会社になりたいと思います。


たなか・ひとし
 1963年群馬県生まれ。信用金庫勤務を経て88年に服飾雑貨の卸売業、ジェイアイエヌを設立。2001年からメガネ関連業務へ進出。

(中村 稔 撮影:梅谷秀司 =東洋経済オンライン)

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