「キャッシュフロー仕事術」を知っていますか ビジネスパーソンの1%しか知らない「武器」
実際、私たちが税理士として1万人以上のビジネスパーソンと出会ってきた感覚として、自分の仕事を「おカネ」をベースとして考えることができている人は、100人の会社で1人しかいない。逆に言うと、99%の人は会社のおカネのことを考えずに仕事をしているのである。
では、「おカネで考えて仕事をする」=「キャッシュフロー仕事術」とはどのようなことを意味するのだろうか?
「数字」に弱くても「おカネ」で考えることはできる
「新しいサービスの企画を考えてみてくれないか?」と上司からこんな依頼を受けた際にあなたは以下のことを想定できるだろうか?
・いくらかかって、どのくらいおカネが増えそうなの?
・そんなに急拡大して、おカネは大丈夫なのか?
・売上が計画どおりいかなかったたら、どうなる?
一見すると大きな問題ではないように思えるが、その企画の良しあしはその企画の面白さや奇抜さよりも、どのくらい「おカネ」がかかり、どのくらいで「おカネ」が回収し、儲けることができるのかで判断される。わかりやすく言えば、「どこでチャリンという音が聞こえるのか?」を意識することである。どのタイミングで出金があり、どこで入金があって、おカネが回っていくサイクルを描き出さなければならない。
それは、あたかもひとつの事業をひとつの会社のキャッシュフローのように捉えて考えることであり、それが「キャッシュフロー仕事術」という由縁である。