インド「マルチスズキ」工場、一時操業中止に

暴動で部品納入に影響

 2月21日、スズキのインド子会社マルチ・スズキは、同日午後から2工場の操業を一時中止すると発表。写真はインドのアフマダーバードで、同子会社製自動車のボディに映る男性。2014年5月撮影(2016年 ロイター/Amit Dave)

[東京 21日 ロイター] - スズキ<7269.T>のインド子会社マルチ・スズキ<MRTI.NS>は20日、同日午後から2工場の操業を一時中止すると発表した。同国北部ハリアナ州で起きている暴動の影響で、部品の納入に支障をきたしているため。

操業を一時中止するのはマネサールとグルガオンの2工場。現在、両工場合わせて1日あたり約5000台を生産している。暴動の影響を受けていない他社から部品の代替供給ができないか検討しているが、工場再開の時期は未定という。

暴動を起こしたのは、伝統的身分制度「カースト」での「ジャット」と呼ばれる多数派集団。被差別層に割り当てられる公職などの優先配分の拡大を求めて州政府に対し抗議活動を繰り広げ、道路や線路を封鎖するなど暴徒化している。英BBCの報道によると、20日までに少なくとも5人が死亡している。

 

(白木真紀)

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