画期的!戦争で失った局部の再生が可能に 米国での移植手術はドナー待ち、軍人限定

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前線にいる兵士は、ひどい負傷を受ける可能性がある。手足を無くしたり、脳に取り返しのつかないダメージを被るほか、男性のシンボルを奪われる例だってある。米ジョンズ・ホプキンズ病院の医師団は、こうした元軍人に、米国で初のペニス移植手術を行う準備を進めている。

イラク戦争に海兵隊の衛生兵として従軍した経験のあるソー・ウォールド氏は、「恥ずかしがって(普段は)誰も話題にしたがらないが」と前置きした上で、負傷直後の兵士からは真っ先に「先生、あそこは無事ですか? 家に帰ったら妻と子づくりに励むんです」と尋ねられたものだと語る。

ジョンズ・ホプキンズ病院の医師団はこうした兵士に「大丈夫だ」と言ってやれそうだ。医師団は負傷した元軍人向けとして最大60件のペニス移植手術を想定しており、適合する提供者(ドナー)の出現を待っている。

医師団の1人であるリチャード・レディット整形外科医は、戦場で負傷した患者にはペニスだけではなく、その周辺の筋肉や神経などの組織もドナーから移植しなければならない可能性があると説明。年齢や肌の色が患者と同じなど、数々の条件を満たすドナーを探していると述べている。

また、同病院整形外科の臨床研究マネージャーであるカリッサ・クーニー氏によると、ペニスは死亡したドナーから移植する予定だ。

南アで「成功、妊娠」の前例

世界的に見ると、ペニス移植手術は2つの前例がある。2006年に中国で行われた1回目は失敗したが、2014年に南アフリカで実施された2回目は成功し、手術のすぐ後に患者はパートナーを妊娠させることができた。

ジョンズ・ホプキンズ病院の医師団によると、将来は先天性異常の治療や性転換も手術の目的になるかもしれないと語る。だが、現時点で対象となり得るのは負傷した軍人だけだ。海外で犠牲となった彼らに、将来への希望を与えるために。

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