経済危機で負担感増--授業料だけじゃない!私立にかかる本当のおカネ《本当に強い中高一貫校》

家計を圧迫するのは、学校に直接支払う費用だけではない。

文科省の調査では学校外の活動費も調査している。その中で最も多いのが学習塾代だ。私立の生徒の場合、塾にかける費用は、中学時は年間平均11万8499円と公立(17万6030円)を下回るが、高校時には14万4389円と、公立(7万9128円)を倍近く上回る。

学費の支払い方法をチェックするべき

私立校には「予備校いらず」の進学指導を売り物にするところも少なくない。ただ、実際には高校生になると、学校にはない手厚い受験指導や受験情報を求めて、予備校に通い出す生徒は多い。出会いの場がない男子校や女子校の生徒の中には、彼氏・彼女をゲットするために予備校に通いたがるケースもあるようだ。

また、公立と違って生徒が広範囲から集まる私立では、「子どもの交際費」も大きい。「神奈川や埼玉、千葉に住む子もいて、休日に遊ぶにも交通費がかかる。せっかく集まるからとディズニーランドや映画館に行くことも。普段のお小遣いでは間に合わない」と金子氏は説明する。

私立進学で必要になる費用のうち、少なくとも学校に直接払う「本当の学費」については、学校説明会などでしっかり聞いておきたい。

月々の家計へのインパクトを考えた場合、学校への支払いのタイミングも確認したい。2人の娘が別々の私立中学に通っている金子氏は、「上の子の学校が前期・後期の2回払いだったので、下の子の学校では月払いを選びました。そうしたやり繰りも大事」と振り返る。

せっかく志望校に入学を果たしても、学費が足りなくなったでは済まされない。シビアに入学後の費用を見積もることが必要だろう。

(週刊東洋経済)

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