航空券を買うのに「お得な曜日」はあるのか それでも安い航空券を手に入れるには?

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同行者と隣同士で座りたい、トイレの真横の席は避けたい、荷物は機内に持ち込みたい、乗り継ぎに十分な時間を確保したい……。こうした希望を考えると、あなたが本当に求めているのは、数字上の最安値ではなく、希望を叶えてくれる手頃な価格のチケットなのかもしれない。

では、そんなチケットをどこで探せばいいのか。

大幅に下がったチケットは買い替えも可

ほぼすべての大手航空会社(デルタ、ユナイテッド、ジェットブルー)のウェブサイトには、「旅行日が柔軟(前後にずらしてもいい)」と指定するボタンがある。それを使えば、希望日の前後で、最安値や乗り継ぎの有無など、さまざまな条件のフライトが表示される。

また、グーグル・フライトを使えば、複数の航空会社のフライトを比較できる。このサイトも、希望日の前後の価格が表示されて、最安値を選びやすくなっている。

最近、ニューヨーク・カンクン(メキシコ)間のフライトを調べたところ、出発日を2日ずらせば246ドル節約できるというメッセージが表示された。ただし、グーグル・フライトは、カバーしていない航空会社(たとえばサウスウエスト)があるので、こうした会社はそれぞれのウェブサイトで調べる必要がある。

プライベートセールやお得料金を知らせてもらうために、エアフェアウォッチドッグ・ドットコムなどの旅行サイトに登録しておくのもいいだろう。関心のある路線や、地元の空港を登録しておけば、関連するお得なフライト情報をメールで送ってくれる。航空券の価格はつねに動いているから、とにかく、各社のウェブサイトをまめにチェックするといい。

チケットを買った後も、節約のチャンスはある。ヤプタ・ドットコムの払い戻しページでは、購入した航空券の価格が下がっているのを発見した場合教えてくれる機能(無料)に登録できる。その下げ幅が、航空会社の変更手数料よりも大きいなら、買い替えれば、その差額をポケットに入れられる。

では、購入した航空券の価格が上昇したら?そのときは、「私はとっくに安い料金を見つけて、目ざとく買っておいたのだ」という、えも言えぬ満足感を得られるだろう。

(執筆:Stephanie Rosenbloom記者、翻訳:藤原朝子)

© 2016 New York Times News Service

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