鉄道各社の「大雪対応」はこんなに違っていた

影響人員は東急が最多、でも削減割合は…

ただ、ある鉄道会社の広報担当者は「影響人員はマスコミ向けに推測を含めて作成するため、実態を把握する資料としては使えない」と明かす。「雪の影響を見るのであれば、運行本数の削減割合のほうがふさわしい」(同)という。

本数の削減割合は様相が異なる

そこで、国交省の資料を基に、1月18日の各社の運行状況を比較してみた。

JR東日本は山手線、東海道線、横須賀線、常磐線、京葉線がほぼ通常通りの運行本数だった。一方、京浜東北線、中央線、埼京線などの運行状況は「5割以上」という表現だ。

東急は、東横線が平常時の8割、田園都市線が6割程度。京王は、本線が3割、井の頭線が6割。小田急は全線で6割といった状況である。

運転見合わせ区間がなかったという東京メトロの運行状況は、東急田園都市線と直通する半蔵門線(押上方面)が平常時の3割、西武池袋線や東武東上線と直通する副都心線(渋谷方面)も同じく3割だった。つまり、通常の3分の1しか動いていなかったということだ。

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