「月曜日の朝は鉄道自殺が多い」は本当だった

最大のピークは日曜夜…週明けにかけて増加

月曜日の朝に人身事故が多いのは本当だった(写真:hamazou / PIXTA)

「月曜日の朝は人身事故が起きて電車が遅れる」といううわさがネット上に存在する。真偽は定かではないが、週明け最初の出勤日である月曜日の朝、長時間労働などで疲れ切った会社員らが出勤途中で人身事故を起こしてしまうからだ、というのが理由らしい。

国土交通省が保有する鉄道事故の詳細データを集計したところ、実際に月曜日から始まる1週間のうち、鉄道自殺の最初のピークが月曜日の午前8時台にあることがわかった。

このピークは午前10時台まで続き、通勤・通学時間帯を3時間にわたって直撃する形だ。このような継続したピークが通勤時間帯にあるのは月曜日だけだった。また、月曜日以外の平日で同水準のピークがあるのは午前10時台だったことも判明。月曜日はほかの平日と比べて、ピークに達するのが2時間早いことが明らかになった。

鉄道自殺最大のピークは「日曜夜」

一方で、鉄道自殺の最大のピークは、日曜日の午後6時台から午後8時台だったこともわかった。この3時間は鉄道自殺全体のピークでもあるのだが、曜日別に集計したところ、日曜日が最多だった。

集計は、2006年度から2015年度までの10年間を対象に、原因が「自殺」とされた事故計6008件(未遂を含む)の発生曜日と時刻の関係を調べた。データは、鉄道会社からの事故報告などを国交省がまとめた「運転事故等整理表」を使用した。

曜日・時間別にデータを詳しく見ていこう。

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