こうなると、やはり、有効な手段として残るのが、2017年度に予定されている消費税率引き上げの延期だろう。これは、まずデフレ脱却が重要であり、マイルドなインフレ環境を作ること自体が財政再建にも役立つという意味で必要かつ適切な経済政策であり、選挙にも有効な政治的手段だ。
安倍政権ならやるのではないか!?
格が上がったシンザン記念を予想
最後に競馬の予想。今週末、中山では3歳牝馬限定のフェアリーステークス(GⅢ)があるが、馬も人間も若い娘の気持ちがまったく読めないので、1月10日(日曜日)に京都競馬場で行われるシンザン記念を予想する。
近年、オルフェーヴル、ジェンティルドンナなど後に大出世した馬が出走したことで、厳冬期のステップレースでGⅢながら、印象の上で格が上がったレースだ。しかし、今年の有力馬はいずれもキャリアが浅く、参考となる情報が乏しい。レースビデオを見るしかない。
本命にはピースマインドを採る。1戦は大物リオンディーズと接戦の2着、2戦目は大差の楽勝と、能力があることは間違いない。目標にされやすい先行脚質なのでゴール前に差される可能性はあるが、京都コースが「庭」のディープインパクト産駒だし、連軸には1戦だけの馬よりも安定感がある。
対抗には、1戦しかしていないが、前走の末脚が抜群だった牝馬ジュエラーに、かつてのジェンティルドンナのイメージを重ねて期待する。今季が種牡馬初シーズンのヴィクトワールピサの産駒で、この馬が勝つことは社台グループにとっても好ましい。牡馬との2キロ差、鞍上M・デムーロと好材料が多い。こちらを本命にとも思い、大いに迷った。5倍付くならこの馬の単勝は買いたい。
単穴は、アストラエンブレムだ。オープンのマイル戦だった前走は、いい脚で(上がり3ハロンは最速の33秒0)伸びてきた。ディープ産駒で前走楽勝、武豊騎手が乗るラルクは人気になるだろうが、レースビデオではそれほど強いという印象を受けなかったので、押さえまでとする。もう一点押さえるなら、モハメド殿下の持ち馬レオナルドだろう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら