秋葉原"少女売春が放置されている街"の真実

本当に「日本のダークサイド」なのか

秋葉原には駅周辺の目立つ場所にも大人のオモチャやDVD、ブルーレイ販売店があり、決して”清らか”とは言えない状況ではあるが、かつては違法コンテンツを扱っていたショップも、現在は合法コンテンツしか販売していない。もちろん、どんな国、都市にも”裏業者”が存在する可能性は否定できないが、少なくとも”溢れている”という事実は確認できなかった。

では、”児童買春”と指摘される事実に関しては、本当に秋葉原の街中に溢れているのだろうか。秋葉原で女子高生を従業員として雇うガールズバーなど、JKビジネスにかかわってきた経営者への取材も交えて、その実態を調べてみた。

女子高生を使った風俗ビジネスの実態とは?

秋葉原は”JKビジネス”と呼ばれる、女子高生を使った風俗ビジネスの発信地と言われている。とりわけ注目を浴びてきたのが、”JK散歩”と言われる女子高生と一緒に秋葉原を散歩(デート)するサービス、”JKリフレ”というリフレクソロジー(簡易マッサージ)サービス、”JK撮影会”と銘打つ一種の撮影会である。いずれも風営法による届け出が不要な業態ということもあり、メイドカフェブームが一段落した後、2006年ぐらいから急増した。

JKビジネスは、労働基準法違反、児童福祉法違反、児童ポルノ禁止法違反、興行場法違反など、現行法の範囲内で繰り返しの摘発が行われてきたが、2014年に17歳未満の女性従業員(現役女子高生は18歳も対象)の補導強化を警察が行ったことで、いわゆる”女子児童”を使った密室でのサービスを売りにした店は衰退している。

秋葉原の場合、メイドカフェ業者の自主規制として街頭での広告配布が可能なエリアが規制されている。地図を見れば判るとおり、観光エリアとしての秋葉原内では広告ビラの配布も自主規制が布かれている。言い換えれば、このエリア以外で広告ビラを配っている業者は、裏業者あるいは何らかの脱法業者である可能性が高い。

このように、昔からの歓楽街からの距離が近い秋葉原に集まる男性客をアテにして、周辺で風俗業者が営業している。ただし、それらの業者はいわゆる観光地としての秋葉原電気街ではなく、いわゆるJKビジネスとは異なっている(女子高生”風”を売りにした業者や、密室での会話、自由恋愛を促すといった従来からの裏風俗はある)。そもそも、秋葉原の中心部には昌平小学校が存在するため、届け出が必要な風俗店は許可が下りにくいという背景もある。

このような中で、どのような児童売春の実態があるというか、まずは、海外報道番組などでも頻繁に撮影されている、女子高生がビラ配りを数多く行っている通称「メイドストリート」に向かった。

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