アルバイト採用の実態調査、半数近くが正社員へ登用も

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●採用手段はハローワークとアルバイト求人サイト

アルバイトの採用手段では、「ハローワーク」(48%)が、「アルバイト求人サイト」(31%)を凌いでトップだった。「ハローワーク」は社員や契約社員採用の求人というイメージが強いが、アルバイト採用の求人でも利用できる。「アルバイトは地域密着型の採用が多いため、職安にまず求人を出し、候補者が少ない場合、地域の折込みや、場所やターゲット層によってはフリーペーパーなど選択して求人しています」という。

3位の「社員等の紹介」(24%)は、社員というよりも既存のアルバイトからの友達紹介というパターンが多いのだろうと推測される。「新聞折り込み」「アルバイト情報誌」といった紙メディアの利用は意外と少数派だ。アルバイトではなくパート募集であれば、また違った結果となったことであろう。

図表7:アルバイト採用の採用手段

●アルバイト採用の課題と正社員への登用制度

アルバイト採用の課題は、新卒採用や中途採用と似ている。「求める人材が来てくれない」「選びたいが応募者が少なすぎる」。そして「採用後の定着率」も悩みの種だ。

また「研修が確立していない」も中途採用同様に多い。新卒一括採用の研修制度は確立していても、不定期採用の中途採用とアルバイトでの研修はかなり難しいだろう。

図表8:アルバイト採用における課題

 

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