補聴器を使わない難聴者は9割弱 "聞こえづらさ"を放置しがちな社会に「cocoe Ear」が放つ一手

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また、落下防止のために、左右をストラップで繋ぐことができるようになっているのも素晴らしい。完全ワイヤレス型のイヤフォンは、我々でも落としそうになるし、実際に駅のホームから線路への落下物でもAirPodsなどの完全分離型のイヤフォンは上位に入る。高齢の方に落さないように注意してもらうにも限界があるから、このストラップはグッドアイデア。利用状況がよく考えられていると思う。また、充電ケースがストラップを付けたまま利用できるようになっているのもよい。

cocoe Ear
ストラップを装着することで、落としにくくすることができる(写真:筆者撮影)

テレビの『爆音』問題は、さらに独自に工夫

難聴の方の家族にとっての問題には、「テレビの音が大きくなり過ぎる」というものもあるが、これに対してはさらに工夫が施されている。

オプションのテレビ用Auracastトランスミッター「cocoe Link(ココエリンク)」はテレビに接続するcocoe Ear専用トランスミッター。

cocoe Ear
cocoe Linkはテレビの音声をcocoe Earに飛ばすトランスミッター。操作も極力シンプルになるように工夫されている(写真:筆者撮影)

cocoe Linkは電源とテレビのイヤフォン端子に繋ぐと、テレビの音声を直接cocoe Earに飛ばすことができる。ここで独自に音量調整ができるから、もう高齢者の方のテレビの音が大き過ぎると悩むことはなくなる。ちなみに、通常はイヤフォン端子にコネクターを挿すとスピーカーからの音声が出なくなることが多い。設定を変更すると、イヤフォン端子側とスピーカーの両方から音声を出すことができる製品が多いようだが、このあたりの設定はテレビのメーカーによって違うようだ。

ペアリングはcocoe Linkと、cocoe Earのケースを接続して行うようになっており、わかりやすい。

cocoe Ear
cocoe Earとcocoe Linkは、USB-Cケーブルで接続することでペアリングするわかりやすい仕組みになっている(写真:筆者撮影)

イヤフォンでテレビの音声が聞けると、キッチンに立ったり、トイレに行ったりしても聞こえるので非常に便利に感じた。

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