2位にランクインしたのは半導体パッケージ製造装置や次世代ディスプレー製造用インクジェット装置などを手がけるAIメカテック(6227)。21年上場と近年IPOの企業だが、源流は1990年操業の日立テクノエンジニアリング竜ヶ崎工場で、2016年に日立から独立した経緯を持つ。
26年6月期は2月13日に発表した第2四半期(2025年7~12月)決算に併せて、通期の業績予想を大幅に上方修正。AI用先端半導体向けのウエハハンドリングシステムの受注、出荷が事前予想を超えて好調だったことで、純利益は修正前の15億8300万円から30億7800万円(前期比約9.1倍)と、会社計画をほぼ倍増させた。四季報春号には「海外の半導体大手2社から総額78億円の受注獲得、27年6月期に収益貢献」との記述もあり、来期業績にも期待がかかる。
3位は2輪で世界大手のヤマハ発動機(7272)。前期の25年12月期は2輪販売がアジアで減速したほか、船外機も米国向けが低調だった。さらに繰延税金資産の取崩しで純益水準が大きく押し下げられた。ただし、26年12月期は東南アジア市場で2輪が伸びるほか、船外機も復調。四季報春号では「複数事業の人員や投資削減、調達網見直しなどで26年収益改善370億円計画」と、事業全般の効率化を進めることも記されており、純利益は前期比6.2倍の1000億円を見込む。
自動車大手や半導体関連が上位に
4位はマツダ(7261)で、2027年3月期は最量販車種の新型「CX-5」を国内外で投入することが貢献する。そのほか上位には5位の野村マイクロサイエンス(6254)、7位のキオクシアホールディングス(285A)、8位のレゾナックホールディングス(4004)など半導体関連の企業が多くランクインした。
『会社四季報プロ500』2026年春号では、「純利益増加率」に加えて、本業の儲けを示す営業利益の増加に勢いがある企業の「営業増益率」、株主から調達した資金で効率的に利益を上げている「高ROE」、株価見直しの可能性が潜む「低PER」などのランキングも掲載している。ランキングをきっかけに各銘柄のページで業績のほかテーマ性なども確認し、お宝銘柄の発掘に役立ててほしい。





















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