69年の第32回衆議院選挙に旧岩手2区から自民党公認で立候補し、27歳の若さで当選。その後、田中元首相の秘蔵っ子として頭角をあらわし、自治相、内閣官房副長官(政務担当)、自民党幹事長に続き、非自民の新生党代表幹事、新進党党首、自由党党首、民主党代表、国民の生活が第一代表、生活の党代表、自由党共同代表など、政党のトップを歴任した。
小沢氏が捲土重来を狙う可能性
その小沢氏が見据えるのは、2028年7月に予定される次期参院選だ。
石破政権下で実施された昨年の参院選で、自民党は39議席という大惨敗を喫した。残りの半数が改選された2022年の参院選で自民党は63議席と勝利したが、現在の参院自民党は過半数(125)を大きく割り込んでいる。したがって、「よほどのことがない限り、次の参院選では自民党の大幅な議席増は難しい」(選挙アナリスト)とされる。
そのため、そこまで政権を維持する可能性が大きい高市首相が、「衆参同日選」に打って出る可能性も取り沙汰されている。
こうした事情もあって、小沢氏については「あと2年半でまた衆院選となれば、もう一度勝負できる可能性があるとひそかに闘志を燃やしている」(関係者)とみる向きも少なくない。その一方で、小沢氏も自らの体調について周辺に「そもそも、いつまで生きられるかもわからない」との不安も漏らしている。
ただ、自民党最長老の麻生太郎副総裁は小沢氏より年長の85歳だが、「2年半後の同日選なら出馬する考え」(側近)とされることもあり、政界関係者の中でも「小沢氏も体力さえ維持できれば出馬する」(政治ジャーナリスト)との見方が広がる。
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