スタートは「疲労困憊期」から。不登校から回復するまでに親が通る"4つのステージ" 先の見えない不安が「知識」で希望に変わる
例えば子どもが、
「ドリルをやってみたい」「塾に行こうかな」
と言うと、親はつい前のめりになります。ところが、ドリルを買っても開かない。塾のパンフレットも見ない。そんなとき、親が「あなたが言ったことでしょ!?」とイライラをぶつけてしまうのも、よくあることです。
でも、動き出しはまだ回復の途中。この段階では、子ども自身も罪悪感から行動していることがあり、自己受容が十分でないうちは、継続的な登校や挑戦はまだ難しいのです。
期待しすぎず、「できていること」に目を向ける
だからこそ、「できていないこと」ではなく、「できていること」に目を向けてください。このステージで大切なのは、いい意味で期待しすぎないこと。そのスタンスこそが、子どもを支え、前に進む力になります。
また、親が過敏になってしまう背景には、これまでのつらい経験が心に残っていることもあります。「もしまた行けなくなったらどうしよう」そうした不安がよみがえって、言葉をのみ込んでしまうこともあるでしょう。
けれど、回復はアップダウンを繰り返しながらよくなっていくものです。
学校生活が再び始まれば、当然いろいろな出来事が起こります。思い通りにいかない現実に葛藤しながら、子どもは少しずつ折り合いをつけていきます。その過程で生まれるストレスを、親が受け止めてあげることが、子どもが前へ進む大きな力になります。
「波瀾万丈期」は、不登校脱出に向けた最終ステージです。迷いや不安にのみ込まれそうになったら、基本に戻りましょう。子どもが落ち込んだときこそ、「見守る」「傾聴する」。それだけで、子どもは安心し、自分の力で前に進んでいきます。あなたがこれまで積み重ねてきたことを信じてください。
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