スタートは「疲労困憊期」から。不登校から回復するまでに親が通る"4つのステージ" 先の見えない不安が「知識」で希望に変わる

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ステージ3:安定期

子どもは落ち着いてきたが、次の迷いを呼ぶ

「安定期」になると、子どもが家で過ごす生活が定着し、日常になっていきます。親も子どもも感情の起伏が減り、「少し落ち着いてきた」と感じられる場面も増えるでしょう。

親のほうでも不登校を理解できるようになり、子どもにとって“地雷”になる言葉や態度が、だんだんわかってきます。とはいえ、家でダラダラ過ごしているように見える子どもの姿を見ると、親は「このままで本当に大丈夫なのだろうか」という不安が同時に湧いてきます。

その結果、「少しくらい勉強しようよ」「体力はつけたほうがいいよ」と声をかけてしまい、心に余裕がないときには、「怠けているんじゃないの?」と、わざと傷つけるような言い方をしてしまうこともあります。

「見守っているだけではダメかも……」「でも、うながすと反発されるし……」

こうして、どう関わればいいのかわからなくなるのが、この時期の典型的な悩みです。親の目には「何もせずにダラダラしている」ように見えても、子どもにとってはまだ回復の途中です。エネルギーを取り戻すには時間が必要です。この時期に何より大切なのは、子どもとの信頼関係をじっくりと築いていくことです。

傾聴がつらくなるのも、安定期

安定期は、子どもが家でゆっくりエネルギーを蓄える時期です。ただし、学校行事の連絡や勉強、登校刺激、そして進路の話など、避けられない場面は必ず出てきます。

そのたびに子どもから返ってくるのが、「無理」「どうせ自分なんて……」といったネガティブな言葉ばかり――ということも少なくありません。

「もう、自分は終わった」「生きていても意味がない」

そんな言葉を聞くと、親は胸がつぶれそうになります。

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