スタートは「疲労困憊期」から。不登校から回復するまでに親が通る"4つのステージ" 先の見えない不安が「知識」で希望に変わる

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ステージ1:疲労困憊期

親がいちばん苦しく、心身ともにヘトヘトになる

不登校の初期は、親にとってもっとも苦しく、心身ともに疲れ切ってしまう時期です。勉強の遅れが気になり始め、「このままだと、ますます学校に行けなくなるのではないか」と恐怖を感じるようになります。

不安と焦りから、

・「どうして学校に行けないの?」と質問攻めにする
・「学校に行けないなら、せめて家で勉強しよう」と机に向かわせようとする

など、かえって逆効果になる行動を取りやすい時期でもあります。

「勉強に遅れないようにしなきゃ」「どうしたら学校に行けるようになるの?」

そんな思いから、情報を求めて奔走する親も少なくありません。

「まさか自分の子どもが不登校になるなんて……」

そのショックで現実を受け入れられず、感情をぶつけてしまい、親子関係が悪化することもあります。

この時期に大切なのは、まず親であるあなた自身の心を整えることです。

状況を客観視できる土台があるだけで、子どもへの関わり方が変わっていきます。

疲労困憊期に取り組むこと

疲労困憊期に親が取り組むことは次の2つです。

①不登校の基本的な知識を身につける

子どもが不登校になると、目の前の出来事に振り回されて、「どう対応すればいいのか」「何をすればいいのか」が見えなくなりがちです。しかし、不登校になるメカニズムと回復までの道のりを知っておくと、今の状況を客観的にとらえられるようになり、心がぐっとラクになります。

不登校には段階があり、それぞれの時期ごとに特徴があります。「不登校回復の7段階」を理解し、子どもの今の段階に合った関わり方を意識していきましょう。

【不登校回復の7段階】

1段階/不登校予兆期:体調不良や行き渋りが増える。生活を見直し、頑張らせすぎていないか確認。

2段階/不登校開始期:登校できなくなり、無理に行かせると強い抵抗が出る。まず話を聞き、家で安心して休ませる。

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